桑田佳祐が作詞作曲したSMILE〜晴れ渡る空のように〜は民放の統一五輪テーマソングとして2020年1月に詳細が明かされ、ミュージックビデオ(フル)も公開された。
しかし、今年開幕予定であったオリンピックはコロナウイルスの流行により延期となり、本記事執筆現在(2020/4/3)も国内外問わず観戦が拡大し続けている状況である。
五輪は来年7月に延期とも発表されたが、この感染症の収束に依然目処が立っておらず、過去のスペイン風邪、新型インフルのようにWHOが収束宣言を出すには1〜3年必要だという意見も出ている。
さて、今年大々的にテレビやメディアで流れる予定であったSMILEであるが、改めて歌詞を読むと、桑田佳祐はこのような事態も織り込み済みであったかのように、現在のシチュエーションに当てはまるフレーズが並んでいるではないか!?
・長きこの地球の歴史の一幕に立ち会う
→新型コロナウイルスの流行に生き証人として立ち会うことを指す
・栄光に満ちた孤独なHERO
→孤独に隔離された患者、勇敢な医療従事者を指す
・情熱を消さないで歩みを止めないで
→コロナウイルス対策を着実に進めることを指す
・悪戯な運命にも心折れないで
→コロナの蔓延、五輪の延期といった悪戯な運命に負けるなというメッセージ
・世の中は今日この瞬間も悲しみの声がする
→コロナウイルスの犠牲者、不況で経済的に苦しむ人の声を指す
・あなたがいて I'm So Proud 愛しい友への歌
→あなたとは全世界の人々を指し、みんなが各々ウイルス蔓延に対処していることが誇らしいとエールを送っている
以上、こじつけ感もありますが、SMILEは五輪ではなく現在の世界状況に対しても、応援歌としての役目も果たせそうだと思った次第です。
皆さんと力を合わせて、こんな大変なときこそ笑顔(SMILE)を忘れずにこの苦難を乗り越えていきましょう。