横浜から鎌倉にかけての地名はサザン桑田楽曲に多く登場します。
旅のBGMとしてサザンを聴き、記憶に残る旅にしませんか。
それでは横浜から鎌倉へ出発!
Oh My Baby 横浜の姐や
二人立たずむスタジアム
新横浜駅で新幹線を降り、日産スタジアムを横目にこの曲で旅行をスタートだ。open.spotify.com
外はため息さえ凍りついて
冬枯れの街路樹に風が泣く
あの赤レンガの停車場で
二度と帰らない誰かを待まってるWoo…
横浜観光の目玉みなとみらいは桜木町へやってきた。片道千円のヨコハマエアキャビンに乗り、赤レンガ倉庫を目指そう。
マリンルージュで愛されて
大黒埠頭で虹を見て
シーガーディアンで酔わされて
続いて山下公園付近の名所が歌詞に登場する曲だ。
マリンルージュは横浜港クルーズ船、Sea Guardian Ⅱというバーはホテルニューグランド1階にある。ちなみにⅠは存在しない。
Oh,my sweet lovin'
中華街(チャイナタウン)で酔って朦朧
振り向けば山手のチャペル
街は今 Holy night
さて中華街を抜け、関内駅近くには原由子さんのご実家天ぷら屋『天吉』が見えてきた。
ここらで腹ごしらえしよう。
だからお前はステキさ
愛が消えてく 横須賀に胸の鼓動が激しい
サイケな夏を 横須賀で
さて横浜を離れ、京急で横須賀へ。
砂にまみれた 夏の日は言葉もいらない
日影茶屋では お互いに声をひそめてた
いよいよ鎌倉へ入ろう。と、その前に葉山の懐石料理屋『日陰茶屋』で休憩だ。
坂を駆け上がり
振り向けばそこに…すぐそこに
騒ぐ南風
海が待っていた
はやる気持ちを抑え、鎌倉駅をスルーし、北鎌倉駅へ。少し歩くと桑田さんの出身校『鎌倉学園』が見えてくる。
遠く離れて High-School 揺れる想い出
色あせた 校舎に別れを告げる 鎌倉の陽よサヨナラ
鎌倉学園での高校時代を懐かしむ名曲だ。高校に隣接する建長寺でのサザンオールスターズのライブでも披露された。
二の鳥居 通りゃんせ
半僧坊に参りゃんせ
さて建長寺にお参りついでに、健脚があるならば、坂道を上り、半僧坊を来訪するのも良いだろう。
閻魔堂は 闇や 宵や宵や
新盆にゃ丸い丸い月も酔っちゃって
由比ヶ浜 鍵屋 たまや
それでは満を持して鎌倉市街、由比ヶ浜へ繰り出そう。お供はサザン屈指のラップナンバーだ。
古都を見下ろして長谷へと下る
旅路切通しよ波寄せるは由比の浜辺に
遠く蝉しぐれ夕日を浴びた電車の窓に
江ノ島が見える
長谷駅から高徳院まで歩き、鎌倉大仏へ参拝しよう。そして江ノ電に乗り江ノ島を目指す。
稲村ヶ崎は今日も雨
海啼く南風
江ノ電で稲村ヶ崎駅を通過する。この曲を聴く以外考えられないシチュエーションだ。
「風の詩を聴かせて」のMVでは、稲村ヶ崎駅と七里ヶ浜駅の間にある鎌倉プリンスホテル横の坂道で桑田さんが自転車に乗って、海へ下るシーンが撮影されている。
午前八時の行合橋で
死んだ蜥蜴を見ました Da da da…
さて七里ヶ浜駅で下車し、海へ向かうと、行合橋が見えてくる。
小さい橋だが、そこから江ノ島、富士山まで望むことが出来る。
四六時中も好きと言って
夢の中へ連れて行って
忘れられない Heart & Soul
声にならない
砂に書いた名前消して
波はどこへ帰るのか
七里ヶ浜以上にサザン桑田楽曲が似合う海岸はないだろう。楽曲を聴きながら砂浜を歩くとよいだろう。夕暮れ時は夕陽が江ノ島超しに七里ヶ浜を赤く染め、波はどこへともなく帰っていく。
「恋人は南風」は七里ヶ浜付近のレストランでMVが撮影された。夕陽を眺めながらディナーを味わうとしよう。
"愛"という字は真心(まごころ)で
"恋"という字にゃ下心(したごころ)
江ノ島に明かりが灯(とも)る頃
艶(いろ)づくは片瀬川
江ノ島に着くころには日は暮れている。片瀬川(境川)沿いの街をしっぽりと散策だ。
江ノ島辺りじゃ馴染みのDance
塩辛いネエちゃんとSoul-Trained-Feeling
陽気な雰囲気が漂う、すばな通りを抜け、江の島の桟橋に至る。
江の島に架かる桟橋で
恋の花火が浮かんで消えた
江ノ島弁天橋を渡り、旅の終わりは夜空に浮かぶ花火で締めだ。冬場は関東三大イルミネーションの江ノ島シーキャンドルがお勧めだ。
最後まで読んで下さりありがとうございました。
私は旅のお供にはコードが絡まないワイヤレスイヤホンを使用しています。最後に紹介しておきます。